初心者におすすめ プログラミングの準備や目標について

プログラミングを始めるにあたって

さて、プログラミング言語についてもある程度イメージがついたところでいざプログラミングを学習しよう!と考えた際にいくつか立ちはだかる壁が存在します。それは「最終的な目標」と「プログラミングを始めるための準備」です。それぞれ、プログラミング学習を進めていくうえでとても重要な要素となっております。今回はこれらについてそれぞれわかりやすく解説していきたいと思います。これを読めばプログラミング最初の壁である「何が出来るのか」「そもそもプログラムが動かない」といった問題を解決できるはずです。一緒に進んでいきましょう。

プログラミングで出来ること

「最終的な目標」を立てるためには、プログラミングを学ぶことによってどんなことが出来るようになるのか、をある程度理解する必要があります。極論を言ってしまえば、パソコンで行われるようなことはほとんど出来るようになります。しかしこれだけだとあまりにも漠然とし過ぎていますので少し細かく説明していきます。
プログラミングを学ぶことで出来るようになることとしてよく言われているのは下記の3つです。

  1. コンピュータゲームの制作
  2. ホームページの制作
  3. いろんな作業の自動化
1番はイメージがつきやすいと思います。ありとあらゆるコンピュータゲームは全てプログラムで構成されています。オリジナルのゲーム制作を目指したり、憧れのゲームの開発に携わりたい等が目標になるでしょう。次に2番のホームページ制作ですが、こちらもプログラムで構成されています。ゲームとの違いとして動きが少ないことが挙げられます。こちらの場合は例えば自分の趣味を紹介するためのブログページやアフィリエイト収入目的のサイト制作等が目標としてあげられるでしょうか。ゲーム制作より難易度は低めです。その代わり、プログラミング以外の部分で少し準備が必要になります。例えばホームページを設置するドメインやサーバー設定等があります。3番の作業自動化は、趣味よりはお仕事のシーンで使われることが多いです。例えば指定の時間になったら自動でメールを送るような仕組みを作ることが出来ます。毎日同じ内容の単純作業を行っている場合、プログラミングを学ぶことでそれらを効率化出来たり、自動化することが出来ます。

目標の決め方、決めなければならない理由

まず、学生さんや自分の趣味の為にプログラミングを学ぶ場合、最終目標もそれに合わせましょう。オリジナルのゲームを作る、ブログページを作る、トレーニングの予定を自動で作成する等、ある程度イメージの付きやすい目標がおすすめです。なんとなく楽しそうだから~と言った理由で興味を持った方もいらっしゃると思います。その場合、きっかけになったプログラムがあるはずです。例えば遊んでいるゲームや体験会で触ったサンプルプログラム等が挙げられるでしょうか。それと似たような作品を作成することを最終目標にしてあげましょう。とにかく大事なのはある程度動きがイメージできる目標を立てることです。何故これほどまでに目標が必要なのかというと、プログラミングは出来ることがとても多いことと、それぞれに必要な知識やスキルが違うことからです。もちろん、全く無関係ではないのですが、途中から違う道に進むのはなかなか骨が折れます。なので最初にしっかりと目的地を決め、道筋をしっかりとさせた上で学習を始めることをお勧めしているのです。また、目標に合わせて道を決めた場合、実力がついてくる度に目標の動きに近づいていく為、成長が分かりやすいです。自分の成長がしっかりとわかるとモチベーションの維持にもつながるため、是非最初に目標をしっかりと立ててみましょう。

プログラムを実行できる環境を作る

目標について決めたら次に躓く壁が「プログラムを実行出来るようにする」ことです。これは言語によって難易度が異なりますが、作ったプログラムを動かすことが出来ないと確認も何も出来ません。なのでどの言語でも最初は画面に「hello world!」と表示させるところから始めるのです。そんなプログラムを動かす方法についてですが、各言語によって必要なものが異なります。自分の選択した言語についてしっかりと調べて、動かせるように環境を作る必要があります。この際、ややこしい作業が多くなります。急に専門用語がずらりと並び、今まで触ったことのない画面を触ったり、パソコンの深い部分を触ることになったりします。初心者にはかなりハードルが高く感じると思います。ですがこれを越えなければプログラミングを身に着けることは出来ません。雰囲気が怖いだけで実際にミスをしても取返しがつかないことはないので、トライ&エラーの精神で乗り越えましょう。

環境の構築が厳しい場合

自分専用のパソコンが無かったり、どうしても環境の構築が上手くいかない場合はプログラミングスクールを探すのも1つの手です。すでに環境が構築されていることに加え、自分のわからない箇所をいつでも聞くことのできる状態というのはとても心強いです。また、スクールによってはカリキュラムが組まれていることもございます。自分の学びたい内容と一致したカリキュラムを提供しているスクールを探し出すことが出来ればより安心です。自身に合った方法でプログラミングを始めてみましょう。